ヨウムの温度管理

ヨウムの故郷、原産国は、アフリカ西海岸、コンゴやガーナなどの地域です。アフリカといえば気温が高いイメージしかありませんが、実は、アフリカは、日中は気温は高くなりますが、夜になると気温が急激に下がる地域も多くあります。

ヨウムの飼育下での室温は、幼鳥時期には28度以上と言われています。気温が下がる事で食欲がなくなる事や体調を崩す事もあるため、幼鳥期には温度管理は重要になります。

2、3年くらいからは、比較的、温度の対応力もできるようですが、夏場の暑さは注意が必要になります。動物全般に言える事ですが、寒さよりも暑さに弱いと言われています。

ヨウムも寒さへの対応力は強いと言われていますが、これも個体差や飼育環境によって異なるとおもわれます。

日本での飼育下のヨウムの温度管理は、ほとんどの場合、保温するように推奨されています。日本も北から南まで冬場の温度は大きく異なりますが、ヨウムにとって決して住みやすい温度ではないと思われますので飼い主さんの責任でしっかりと温度管理をしてあげてください。

冬場も保温なしで飼育されているヨウムもいるようですが、急激な温度変化や冬の温度に数年かけて慣れさせるくらいでないと急に体調を崩し楽鳥リスクも出てくるので幼鳥期から数年間は保温は必要でしょう!出来れば、成長してからも最低限の保温をしてあげるほうが安心ですし、体調管理も楽にできると思います。

アフリカ原産の鳥、ヨウムでも冬の気温に対応は可能だという事ですが、寒さに強い鳥とは言えないのでカゴに1羽だけで飼育する際には、保温する事を推奨します。

野生下でもヨウムは集団で生活する鳥で、寒さなどの場合、仲間同志で暖めあったりしていると思います。野生下の寒さとカゴの中の寒さは違いますので生息地の気温はあまり参考にならないと思います。

うちにクリックも今からの季節、サーモスタットで25度以下に下がらないようにしています。初めての冬ですのでもう少し温度を上げても良いかもしれませんが、多分、20度を下がらなければ大丈夫だと思います。多少の気温の上下に対応できるように育てたいと思っているので注意しながら冬に備えています。

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